あなたは、あたしの太陽です

「のんｸﾝ、イジワル・・・」
「イジワルで結構で～す。」
「もう！！」
「はいはい、じゃあちゃんと返事できたからご褒美にプリン買いに行くかっ」

そんぐらいはしてやってもいいよなっ。

「いいの？」
「あぁ。そのかわりこれからもいい子でいるならな？」
「あたし、いい子でいるっ。」
「そっか。じゃあ行くか。」
「うんっ。」

笑心は俺にとびっきりの笑顔で返事を
した。本当にかわいいやつだ。

「ねぇ、早く～のんｸﾝ。」
「スキップすんじゃねぇよ。」

笑心はよっぽど嬉しいのか俺と手を
繋ぎながらスキップしている。
どんだけプリン好きなんだよ・・・

俺たちは近くのコンビニに入った。

「ほら、笑心すきなの選べよ。」
「どれでもいいの？」
「あぁ。」

「じゃあこれとこれ！！」

笑心は２つのプリンを指さした。