あなたは、あたしの太陽です
「笑心っ!!お前気をつけろって
言っただろうがっ!!」
「・・・ふぇっ・・・」
「聞いてんのか!?もし車がとまって
くれなかったらどうなると思ってんだよ
!!危なかったんだぞっ!」
「・・・っっ」
車に乗ってる人は俺達を睨みながら
通りすぎていった。
笑心ゎ口をおさえながら下を向いて
ずっと泣いている。
ヤバイな…ちょっと言い過ぎたよなぁ…
「笑心??ゴメンな…恐かったよな…
強く言い過ぎた。」
笑心の涙を親指で拭い優しく頭を
撫でた。
「あのな?笑心。ここは車の通りが
多いから気を付けて歩かないと
危ないんだ。さっきみたいに
なったら恐いだろ??」
笑心はゆっくりと首を縦に動かした。
「だったら次からはちゃんと俺の手
握って歩けよ??」
俺はそう言って笑心の手を握った。
「……ゴメンなさい」
「よしっ!ゴメンなさいができたから
笑心はいい子だ。」