青空バスケ―2nd―
いつものバスケ部
大和side
三年生になって数週間。
新入部員が入ってきて、部全体が活気づいた。
鳴瀬先輩から引き継いだ部長。
副部長である蓮やマネージャーの栞奈の力も借りて、今のところ順調にやってる。
「ね、大和」
「ん?」
「あたしね……そろそろ新しい世界を切り開こうと思うの」
「……まったく意味分かんねぇけど、好きにすれば?」
すると、栞奈の顔が突然パァッと明るくなった。
「大和ならそう言ってくれると思った!」
「何だよ、急に……」
「そんな大和に……はい、プレゼント」
プレゼント?
栞奈に渡されたのは、緑とオレンジのパッケージ。
これは……。
商品名を見た瞬間……俺の体が凍りついた。
三年生になって数週間。
新入部員が入ってきて、部全体が活気づいた。
鳴瀬先輩から引き継いだ部長。
副部長である蓮やマネージャーの栞奈の力も借りて、今のところ順調にやってる。
「ね、大和」
「ん?」
「あたしね……そろそろ新しい世界を切り開こうと思うの」
「……まったく意味分かんねぇけど、好きにすれば?」
すると、栞奈の顔が突然パァッと明るくなった。
「大和ならそう言ってくれると思った!」
「何だよ、急に……」
「そんな大和に……はい、プレゼント」
プレゼント?
栞奈に渡されたのは、緑とオレンジのパッケージ。
これは……。
商品名を見た瞬間……俺の体が凍りついた。
< 1 / 201 >