青空バスケ―2nd―
戦いの前の休息
栞奈side

第4クォーター終了まで……

……あと3秒。


……2…………1…………



「すごい……」


あたしは思わず呟いてしまった。


「先輩達超カッコイイっす!」


隣で一年生が叫ぶ。


でも……うん。

確かにこれは……カッコよかった。


「圧勝……だな」


監督が驚きながらも……でも満足そうにそう言った。


準決勝。

我が青桜高校はかなりの大差をつけて勝利した。


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