青空バスケ―2nd―
茜色の空の下
栞奈side
ビー!!
試合終了のブザーが鳴り響く。
あたしはベンチから立ち上がりながらコート内の部員達を見る。
「栞奈」
大和があたしの名前を呼び、嬉しそうに微笑む。
「大和……」
「これで準決勝進出決定」
「うん!」
大和がスランプから立ち直り、いつもの……ううん、それ以上の力を取り戻した青桜は準決勝まで上り詰めた。
「よかったな、大和が試合に戻って来れて」
「蓮ちゃん……。
蓮ちゃんのおかげだよ」
蓮ちゃんは毎日毎日大和に付き合って特訓をしてくれた。
そんな蓮ちゃんのおかげで大和は見事に復活。
「ご褒美にキスでもしてやったら?」
「え!?ちょっ……蓮ちゃん!?」
蓮ちゃんの言葉に一人顔を真っ赤にして焦るあたし。
そんなあたしを見て笑う蓮ちゃん。
もうっ………。
ビー!!
試合終了のブザーが鳴り響く。
あたしはベンチから立ち上がりながらコート内の部員達を見る。
「栞奈」
大和があたしの名前を呼び、嬉しそうに微笑む。
「大和……」
「これで準決勝進出決定」
「うん!」
大和がスランプから立ち直り、いつもの……ううん、それ以上の力を取り戻した青桜は準決勝まで上り詰めた。
「よかったな、大和が試合に戻って来れて」
「蓮ちゃん……。
蓮ちゃんのおかげだよ」
蓮ちゃんは毎日毎日大和に付き合って特訓をしてくれた。
そんな蓮ちゃんのおかげで大和は見事に復活。
「ご褒美にキスでもしてやったら?」
「え!?ちょっ……蓮ちゃん!?」
蓮ちゃんの言葉に一人顔を真っ赤にして焦るあたし。
そんなあたしを見て笑う蓮ちゃん。
もうっ………。