青空バスケ―2nd―
大和side

ファミレスで飯を食った後、俺達は近所の公園に来ていた。

もう暗いから子供はいない。

そんな公園で楽しそうに遊ぶ高校生二名と大学生二名。


栞奈、蓮、南雲先輩に相沢先輩だ。


「アイツら……いくつだよ」


そんな四人をベンチに座って笑いながら見てる鳴瀬先輩。


「本当、元気ですよね。
あの四人」


俺も小学生みたいな四人を見ながら鳴瀬先輩の隣に腰かける。


「でも……月日が流れるのって早いよな~。
ついこの前俺達が引退して卒業したばかりだっていうのに、今度はお前らが引退だもんな」

「鳴瀬先輩、おじさん臭いっすよ」

「本当にそう思うんだって。
学生時代なんてあっという間だよ」


そう言って鳴瀬先輩は小さく笑う。


あっという間……か。
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