先輩とあたし。
そのまた3日後-------。
その日は亮太くんと普通に他愛もないメールをしていた。
だけど……、急に…
〈あんさーwwおれ、まえ好きな人いるかもとか言ってたやんw
あいりもすきなんだけどさwどうすればいーんかなw
自分がわけわからんw〉
なに…それ……。
あたしは、
〈んー。亮太くんてきにすきなほうを選んでいいんじゃないかな
べつにあたしはすきやけど、きめるんは亮太くんやし遠慮しんくていーかんね
亮太くんは自分が幸せになれるほうを選んだらいいとおもうよ
あたしは亮太くんが幸せになれるんならふられてもいいし、うれしいよw
なんやこれwなんかはずいわw〉
本当は、こんなこと思ってない。
あたしを選んで……。
あたしはふられていいなんて思ってない…。
メールは嘘がつけるから好き。
だって…、亮太くんを前にしてこんなこと言えない。