先輩とあたし。

あたしと亮太くんは抱き合ったまんま。

あたしの足は亮太くんの足に挟まれて足があまり動かせない。

あたしの目の前には亮太くんの顔。

もう息がかかってるぐらい、近い。

あたしは、目を閉じて少し顔を前にだすと…。

亮太くんとちゅーをした。

しかもDちゅー。

『…ん……』

思わず自分の口から出てきてしまった色っぽい声は、亮太くんの部屋に響いた。

テレビの音なんて聞こえない。

ただ、亮太くんと…。

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