先輩とあたし。
「愛李、起きろって」
そんな声を最後にあたしを目を閉じた。
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ぎしっとなるソファの音にあたしは起きた。
あ、寝てたんだっけ…。あたし。
時計を見てみると寝てから2分ぐらいしかたってない。
睡魔には勝てなったんだよ。亮太くん。許しておくれ。
そう思いながら亮太くんのほうを見ると、なんかこたつに手をのばしていた。
あたしは疑問に思いながらもまた目を閉じてみた。
ぎしっとまたなるソファ。
どうやらこたつの上においてあるものはあきらめたようだった。
あたしは目を閉じながらも、耳を研ぎ澄ませていた。
なんか、悪いことしてるみたい。