先輩とあたし。

『ど、どれぐらいまで…』

「……胸…触ったぐらい…」

亮太くんはそっぽをむきながらそう言った。

もうお嫁にいけません。←

うそうそ。いけます。

『そ、そっか…』

あたしはバックを持って先に部屋を出て行った亮太くんのあとを追った。

玄関のところで亮太くんは、

「外になおがいるから、ちょっと追い払ってくる」

なお、っていうのはあたしとクラスメイトで眞希がなおのこと好きだったかな。

『わかった』

あたしは玄関にある鏡で全身をチェックして、バックを持ったときに亮太くんが戻ってきた。

「いいよ」

亮太くんと一緒に外に出ると、まだなおがいた。

いいよ、じゃないよ!!亮太くん!!

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