先輩とあたし。
真帆「あ、輝先輩のあったー!!」
眞希「西村先輩の見つからないんだけどー」
『真鍋先輩のあったー』
個人で見たい人の紙を探しているあたしたち。
眞希は諦めたのか、1年生のほうを見ている。
真帆も輝先輩のは見終わったからか、眞希と一緒に1年生のほうを見ている。
あたしは西村先輩の紙を探していた。
だけど、なかなか見つからない。
さっきから目であっち見たり、こっち見たり。
そしてついに、
『あ、あった!!眞希!!西村先輩のあったよ!!』
眞希「え!!どこどこ!!?」
眞希が小走りにあたしのほうへ近づいてきて。
『ここ!!西村先輩の!!』
あたしは西村先輩の紙を指さしながら眞希に教えた。
「え?」
…………“え?”?