先輩とあたし。
真帆「あ、そうだ。輝先輩にあげるチョコ、ちゃんに渡してもらおうと思って」
『はぁ!?そんなのだめにきまってんじゃん!!』
真帆「いーの!!あたし絶対に自分だと渡せないから」
『絶対だめー』
真帆「ま、とりあえず頼むだけ!!」
『亮太くんもそんなこと頼まれてもだめっていうと思うけどなぁ』
給食が机におかれてきたから、真帆は自分の席に戻って行った。
------給食が食べ終わって、凪瑠が給食当番だったからそれについていくことにした。
1階にある配膳室に運んで、その帰り亮太くんとばったりあった。
亮太くんと目があったから、真帆と一緒に亮太くんに近づいた。
『真帆がぁー』
真帆「輝先輩にチョコ渡してくれーへん?」
「あほか」
ビシッと真帆にチョップをした亮太くん。
すこーしだけ、ずるい。