先輩とあたし。

そしてついに待ちに待った、放課後。

いそいそとあたしと真帆と眞希と羅那で校門前に待ち伏せ。

凪瑠は事情がわかってるから今日は先に帰ってもらった。

真帆とあたしは亮太くん待ち。

羅那は吾朗くん待ち。

眞希は大学生の彼氏と会うらしいんだけど、真帆とあたしと一緒にまっててくれるらしい。

羅那「あ、吾朗くんきたから行くね」

真帆「はいはーい」

羅那に手をふって、あたしたちは亮太くんを待つ。

『ねぇ、あっち行かない?』

あたしが指さした場所。

それは奥田町と細野町にわかれ道になる場所。

今は校門前にいるけど、先生が目を光らせているから早く校門前から離れたい。

真帆「いいよー」

しかも校門前だとそれなりに目立つし。

あたしと真帆と眞希はわかれ道のところで立ってしゃべっていて数十分ぐらいたったら、亮太くんが西村先輩と広田先輩と一緒にこっちにむかってきた。

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