先輩とあたし。

真帆「きた!!」

あたしたちに近づいてくる3人。

そしてあたしと目があった亮太くんにあたしは右手でこっちこっちと亮太くんをよんだ。

亮太くんがあたしたちに近づいて、

「輝、あっちにいるよ」

そういって校門前あたりを指差した。

その指差したところをみると、たしかに輝先輩がいた。

真帆「はい!!これ、渡して!!」

って真帆は少し細長い紙袋を亮太くんに差し出した。

「あそこにいるんだから自分で渡したらいいやん。おれ、呼んでくるわ」

そう言って亮太くんは輝先輩がいるところまで「輝ー!!」っていいながら走って行ってしまった。

ナイス、亮太くん!!

と心の中でOKサインをだす。

真帆はあわて始めて「無理無理無理」って言っている。

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