先輩とあたし。
真帆「ちゃんにチョコの感想とか聞いた?」
『聞いてない…』
真帆「聞かなきゃね~」
『はいはい』
そういいながら席について、チャイムが鳴ってから授業をうけた。
-----時間は流れてあっという間に昼放課。
あたしと真帆と羅那はまたBOXを見に行くと、今回は配布物が入っていた。
でも少しだったから羅那だけがもって、あたしと真帆は手ぶらだった。
階段をあがると踊り場のところで亮太くんがいた。
真帆「愛ちゃん、今いってらっしゃい」
そういってあたしの背中をどんとおした。
あたしは残りの階段を転びそうになりながらも全部あがりきって、亮太くんに近づいた。