先輩とあたし。

ねぇ、もうこんな想いしたくないの。

ねぇ、もうこんな惨めな想いしたくないの。

ねぇ、もうこんな虚しい想いしたくないの。

あたしを解放して。

亮太くんという鎖から。

…だけど、もう戻れないほどまで絡み合っちゃったね。


あたしの手を握ってくれたのは、ただの遊び?

あたしをぎゅって抱きしめてくれたのは、ただの遊び?

あたしに深くキスをしてくれたのは、ただの遊び?

温めてくれたのも、ただの遊び?

また会おうって言ってくれたのも、ただの遊び?


あたしは、亮太くんのオモチャじゃないよ。

あたしは、亮太くんの都合のいい女じゃないよ。

あたしは、亮太くんの遊び相手じゃないよ。


ねぇ、あたしはどうしたらあなたを諦めれるの?

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