先輩とあたし。
. 先輩、卒業。
いつもは目覚ましがなっても、布団から出られないないのに、今日はすぐに出た。
ご飯を食べても味がしなくて、結局2口だけ食べて、制服に着替えた。
制服に着替えてから、髪で寝癖ではねているところをドライヤーでなおしていたらいつのまにかいつもの時間になっていたから家を出た。
いつもの景色をいつものように歩いているのに、どうしても些細なことでも苛立ってしまう。
そんな感じで学校について教室にむかった。
その途中、いつもの4人がいたから驚かせようと思ったけど、眞希が気づいてしまったから驚かせれなかった。
教室についていつもの5人としゃべっていたら担任が入ってきた。
少し連絡を話してから、掃除になり、あたしと真帆と羅那で図書室前の階段の掃除になった。
やる気がおきるはずもなく、適当に掃除をして教室に戻って、すぐに体育館に移動した。
体育館に入ったら真っ先に目が入ったのが、ステージの上にある“卒業証書授与式”っていう文字。
レッドカーペットもひいてあって、パイプ椅子も卒業式用の並びで、本当に今日が卒業式なんだな…、って、思い知った。