先輩とあたし。

1番をみんなが歌っているのに、あたしは歌えなかった。

亮太くん、好き。好き。大好き。

亮太くんの優しいところも、

少しイジワルなところも、

シャイなところも、

全部が好き。

亮太くんと、離れたくないよ…。

亮太くんの、笑った顔。

真面目な顔。

イジワルな顔。

困った顔。

照れた顔。

その顔をもう見れないとわかっていたらどれだけ大切に1日1日を過ごしていたのかな。

だけど、そう後悔しても時間は戻らないってことはとうにわかっている。

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