先輩とあたし。

もう外は真っ暗だった。

時計を見ると6時。

10月の下旬だから日が落ちるのが早い。

あたしは目が悪いため目をこらしてみないと段差とかあったりしたらこけそうになる。

神社に着いて、すぐに真鍋先輩を見つけることができた。

やっぱり私服かっこいいなぁ~。

メンズのファッション雑誌から出てきたみたいな感じ。

「こんばんは」

『こんばんはー』

「いきなりごめんね」

『あ、いえ!!全然大丈夫です』

そんな会話をしていたけど…、真鍋先輩の後ろに2、3人、人がいる?

暗くてだれかはわかんないけど。

< 53 / 310 >

この作品をシェア

pagetop