先輩とあたし。
-------いつものように、7時50分に学校に着いて、昇降口にむかって2年の下駄箱にきて、自分の下駄箱に靴を入れてスリッパを取り出して履く。
そして階段に向かう。
そう。ここまではいつも通りだった。
いつも通りじゃないことが1つ。
それは1年の下駄箱のところで真鍋先輩がいること。
そして1年の女子と喋っていること。
別に真鍋先輩が誰かと喋っていてもいいんだけど、なんで急に…?
あたしはそんな風に思いながら2階に上って教室に入り、自分の机に鞄をおいて教科書を机の中に入れていると、
羅那「あ、愛ちゃんおはよー」
後ろを振り向くと羅那がいた。
羅那はあたしの後ろの席。
『おはよー』