先輩とあたし。
神社に着くと真鍋先輩はもうきていた。
「どうもー」
『どうもー』
「んで、なにする?」
『なにするって、なにがー?』
「さぁ?」
わけわからん。
『真鍋先輩、寒くないの?』
真鍋先輩は私服姿かっこいいけど、Tシャツにカーディガン、ジーパン、かっこいい靴っていう薄着だった。
「うん。寒い。季節感間違えた」
ガタガタ震える真鍋先輩。
あたしはそれがなんだかおかしくて少し笑ってしまった。