ダイヤモンドの誘惑
こうして、

デザイナーが誰だかわかったから、

更に、

このジュエリーたちを、

一人でも多くの人に、

付けてもらいたいと、

思うようになった。

・・・

仕事が終わり、

外に出ると、今日は、

ベンツが止まっていなかった。

・・・

今日は蓮の得意先に、

愛斗も同行しなければならず、

迎えに来られないとのこと。

・・・

私は気にしないでと伝えた。

・・・

本来なら、

こんな私を、迎えに来ること自体、

ただの負担でしかなかったのだから。

・・・

電車に乗り、

最寄駅で降りた私は、

蓮のマンションに向かった。
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