ダイヤモンドの誘惑
・・・

これは一夜限りの事。

・・・

かすみもそう割り切っているんだろう。

・・・

だが、

オレが渡した鍵は、

持って行ってしまったようだ。

・・・

彼女が、

ここに来ることはあるんだろうか?

・・・

そんな疑問を抱いた時。

携帯が鳴り始めた。

・・・

「もしもし」


「社長、おはようございます」

相手は愛斗だった。

・・・

「どうした?」

「今日は、商品を置いている店舗を

回る予定なので、8時過ぎにお迎えに上がります」

「ああ、わかった」
< 17 / 249 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop