ダイヤモンドの誘惑
幸美さんの言葉が、

胸のつかえを溶かしていく…

・・・

ずっと、ずっと、

我慢して、一人で立っている自分を

こうやって誰かが

見ていてくれてると言う事が、

こんなに嬉しいとは・・・

・・・

今までの想いが溢れ出し、

私は幸美さんの胸で、

声をあげて泣いた。

・・・

そんな私を、

幸美さんは、黙ったまま、

ただ優しく抱きしめてくれた。






・・・・
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