ダイヤモンドの誘惑
「そろそろ、

表舞台に上がりなさいよ蓮」


姉貴の言葉に、

フッと笑った。


「言われなくても、

そうさせてもらうさ」


やっと目を覚ましたオレに、

笑顔になった姉貴。


「ゲンキンなヤツね?」



「・・・姉貴」



「・・ん?」



「かすみを支えててくれて、

感謝するよ・・・

仕返しは、何百倍にもして

返してくるから・・・」




「フフっ・・・

それでこそ、城ノ内蓮ね?」


・・・

立ち上がったオレは、

ダイヤモンド本社に帰った・・・
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