ダイヤモンドの誘惑
「かすみは、あなたに話など

ないと言ってる」


・・・

蒼の言葉など、

蓮には聞こえていなかったのか、

蒼の横を通り過ぎた。

「おい」

・・・

蒼が蓮を止めようとしたが、

一歩遅かった。

・・・

人の目も気にせず、

蓮は私にキスをした。

・・・

それも、

とろけるような深いキス・・・

・・・

?!

・・・

私の口の中に、

舌と一緒に何かが入ってきた。

それを目で確認した蓮は、

そっと唇を離した・・・
< 215 / 249 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop