ダイヤモンドの誘惑
かすみを本社社長室に呼び出した。

・・・

どこかの店でもと、思ったが…

これを渡すのは、やはり、

オレの会社、オレの出発点

goldstoneで、

自分の気持ちを告げたいと思った。

・・・

答えなど分かってる。

かすみの心は、

いつもどんな時も、蓮しか見ていない。

・・・

オレはただ、

自分の気持ちを知ってもらいたいから、

告白する・・・

・・・

窓の外を見ていると、

秘書に連れられたかすみが入ってきた。

・・・

「こんなところに呼び出して、

何の用なんですか?」

かすみの言葉に微笑んだ。


「まあ座ってください」

オレはソファーを指差し、

座るよう促した。
< 227 / 249 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop