ダイヤモンドの誘惑
「これからのすべての時間を、

お前にくれてやる。

だから、オレはかすみのモノだ」



「・・私の?」


「そのネックレスと同じように」


・・・

蓮に見つめられ、

すべての時間がすべて止まったよう。

・・・

蓮は私のモノだと言ったけど、

・・・

私が蓮のモノになった。

・・・

その綺麗な瞳から、

私はもう、

逃れることはできない・・・

そう思った。

・・・

これは、愛なのか?

それとも・・・?

ただ一つだけ分かるのは、

蓮にいつも抱かれていたいという

ことだけだった・・・
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