携帯小説な恋したい
食事が終わり皆くつろぐ。そして、
『皆、そろそろ風呂入って寝るぞ!!』
という声と共に皆ぞろぞろと部屋から出ていった。
『三人でお風呂行こ!!』
『いいよ。』
『じゃあ、用意できたら南の部屋に集合』
私たち女子は一緒にお風呂に入る約束をした。
あぁーまだかなぁ!!
コンコン。
『はぁーい。』
『お待たせ、いこっか!』
優衣と柚姫チャンが来て、一緒にお風呂場に行く。
『おっきぃ!!!』
お風呂は銭湯?ってくらい大きかった。
ジャボーン。
『優衣!!また、飛び込んで!!』
お風呂におもいっきり飛び込んだ優衣。
ゆっくり、三人で話をしながらいると
『南が正直に話してくれたから優衣も自分の事話す』
といい優衣は話しはじめた。
『優衣はね、小さい頃からいっぱいいっぱい習い事とかしてて、周りの目を気にして生活してたの。でも、高校に入って寮があって無理に“私”って言わなくてよくて、皆といられて本当に楽しい。本当の自分でいられる。』
私は、涙を流しながら優衣に言った。
『私ねぇ、優衣に仲間だっていわれて本当に嬉しかった。私にも大切な人たちがいて、居場所があるってわかった。寮だけじゃないよ。クラスの皆も優しくて、皆大好き。だから、優衣も寮だけじゃなくてクラスでも素でいていんだよ。』
優衣も柚姫チャンも私も涙をながしていた。
そしてお風呂からあがり、それぞれの部屋に戻った。