携帯小説な恋したい
私は、そんな事を思いながら新しい学校の前に立っていた。


前の学校の時、帰ってすぐ部屋の中にこもり、ずっと泣いていて家族にいっぱい迷惑をかけた。だから、今回は寮のある学校に行く事にした。親は心配してたけど私は親の反対を押し切ってここの学校に入学する事を決めた。







それにしても、学校大きいなぁ〜。学校の前には大きな門がある。


そこに突然やって来たのは、先生でなく、長い黒髪を2つに結び、大きな目が可愛い女の子だった。


『あのぉ〜、もしかして転校生の方ですか?!』


『はぁい!!』

私は、かなりキョドリながら答えた。


『はじめまして、貴方が転入してくるクラスの委員長を務めています、“黒沢 優衣(くろさわ ゆうい)です。あの、貴方わ?』



丁寧に黒沢さんが聞いた。
『は、はじめまして//天草 南と申します。』


『緊張してるの?大丈夫だよ!!クラスの皆優しいいし私の事は優衣とか、優(ゆう)とか適当に呼んでね?!南チャン。』


『あ、あの!!私も南でいいよ//ゆ、ゆうい//』

『クス。可愛いね。南。そろそろ行かないと!!行こ!!』


優衣は私の手を掴んで走った。



なんか優衣。いい子だなぁ。



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