携帯小説な恋したい
………………。


『皆、遅いね。』


そう。
あいつらが出て行ってから、1時間。帰って来ない。


『だな。休憩しよっか』


『うん。』


プルプル。


『はい。』

柚姫の携帯が鳴って、柚姫が出た。



『えぇ〜。でも、楽しんでね。じゃあね。』



『なんて?』


『優衣から、奈緒とデートして来るって。』


『あいつら……。』


『クスクス。優衣と奈緒は、ラブラブだね。』


『いいなぁ。ねぇ?もし次のテストで俺が一番をとったら、俺と付き合って?』


『どこに?』


こいつ分かってねぇ。


『違う。俺の事、男として見て?』


『えっと………。』

こいつかなりキョドってる。

『す、すきな人にそう言う事いいなよ。冗談で言っちゃダメ。』


『冗談じゃない……俺は、お前が好きだ。』


『……………。』








何も言わない柚姫。

















ところが、柚姫は突然

『帰る。』




といい、出て行ってしまった。
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