携帯小説な恋したい
リビングに行くと、1人の男の人が椅子に座っていた。

『おはよう。』

私は、皆に挨拶をした。


『おはようございます。貴方は、3週間ほど前からこちらに転校されてきた天草 南様ですね?優衣さんは、どこでしょうか。?』


私の挨拶を返してきたのは、さっき椅子に座っていた男の人だった。

そういえば、優衣と奈緒がまだだな。
その男の人は、
背が高くて、きちっとスーツを着こなしている20代くらいの男の人だ。


『あの、失礼なんですけど、どなたですか?』



私は、聞いた。


『申し訳ありません。申し遅れました、優衣さんの婚約者の宮野澤 宏樹(みやのざわ ひろき)と申します。今は、25歳で宮野澤コーポレーションの幹部を勤めています。』



『『『『『『婚約者?!』』』』』』


皆で驚いた。

てか、宮野澤財閥って今、世界でもトップクラスの財閥じゃん!!!



『『皆、おはようぅ〜』』

優衣と奈緒が起きてきた。



『優衣さん。お迎えにまいりました。』


と宮野澤さんが言った。


『誰ですか、あなた?』

奈緒が聞いた。


『わたくしは宮野澤宏樹と申します。優衣さんの婚約者です。』


『はぁ?!』



『な、なんで宏樹さんが…………婚約は解消したはず』


優衣が言った。


『そうでしたが、優衣さんのお父様を揺すらさせて頂きました。優衣さんのお父様は、わたくしに優衣さんとの婚約を認めて下さりました。』



なに?
揺するって?

優衣の意思は?


『優衣さんお家に戻りましょう。』


といい、宮野澤さんは優衣に手を出した。



『いやッ!!優衣は奈緒と結婚するもん』


『優衣さん、あなたが今断れば、お父様やお母様が悲しむ事になりますよ?』



宮野澤さんはそういいクスクスっ笑った。

怖い……この人。



『では、向かいましょう。』



といい優衣の手を取り外に行ってしまった。


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