携帯小説な恋したい
今日は、皆学校を休んだ。
誰も何も言わない。




『皆、私の話、聞いてくれる?』


柚姫チャンが言った。


『なに?』

難波が言った。


『私、もともとあまり人に話しかけなかった人だから、昔優衣が話しかけてくれた時すごく嬉しかったの。だから今でも、優衣の事好きだよ。それに、優衣がいたから今の私がいる。』



柚姫チャン………


『俺も、優衣がいたから柚姫と出会えた、今皆といられるのも、優衣のおかげだと思う。』

龍真が言った。


『俺も、優衣がいたから楽しかった。優衣はいつでも笑ってたから……』


冬也…………


『私も、優衣が転校してきて初めて声をかけてくれた時嬉しかった。皆が好きだから……優衣が好き……だから、優衣を大切にしたい。おせっかいかもしれないし、優衣とは立場とか違うかもしれないけど、今は大切な友だちだもん!!』


私も言った。


『皆、そうだよな。あいつのうるさいのが当たり前だから、今は静かすぎる。…………出来る事はしたい……』


難波…………


『『天才奈緒は、どうだ。』』

難波と龍真が聞いた。


『天才?』

『そっ、天才。優衣のおやじさんに認めてもらうために、テストでは一番を取り続けてる。』

すっごー!!!



奈緒『皆、優衣を救出しよう』  

龍真『勝算はあるの?』


奈緒『あるかもな!!』


難波『俺たちは何すればいい?』




今日の奈緒はかっこいい。
いつもより男らしい。



そして、私たちは作戦をねった。



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