携帯小説な恋したい
寮は、まるでホテルのように広い。
普通は、二階建らしいがA寮は人数が少ないから一階建らしい。


優衣に手を取られ、私は、寮に入る。




優衣はいったいどんな性格??
可愛かったり、真面目だったり??
どっちが本当なのかな?







『寮の皆は夕食の時集まるから、その時紹介するね?!』

『うん。ありがとう!!』

『ねぇ、今日の優どうだった?』


今日の優?!
さっきまで私って言ってなかった!?

『いまいち。つか、“私”とか無理してるのもろ分かりだし。』


『みき!!!いまいち?!うーん( ̄〜 ̄;)じゃあ、今まで通りにする!!』



『そうしろ!!』


なんか途中から難波が入ってきて、2人で話してる!!。

『あっ!!優衣今日、お琴があるから、幹!!南を部屋に案内して!!』


『了解。』


といい優衣が走って行く。こいつと2人にしないで

『こっちついてこい』

言われるがままな私。
つか、優衣ってお琴とかしてるんだ!!。


『優衣は、黒沢財閥の一人娘。だから親や周りの期待がすっごいでかい。優衣は書道・ピアノ・バイオリン・華道・お琴とか色々やってる。
今日の優衣がおかしかったのは、皆に気に入ってもらえるようなキャラを探してたから。』


なるほど!!
難波は、私が聞きたい事をスラスラと答えた。


『なんでキャラなんて探してるの?!』


『お前馬鹿?だから、社長令嬢だから親に“気に入られるようにしろ”って言われてるんだよ!!!
あいつには、俺らにはない重荷とか期待とか苦労とかあるんだよ。あいつは、頑張ってるよ。』


優衣も頑張ってるんだ。

『げっ!!お前なんで泣いてるの?!』


へぇ?
わぁ!!私、泣いてる
その途端、難波が私を抱きしめた。

『なんかあったら俺らに言えよ?めんどいけど、A寮に入ったからにはお前は俺らの仲間だ。』


『グスン………。ん。ありがとう。………』



『大丈夫か?!』


『うん。平気。』

私は涙をふき部屋に向かった。
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