春 雷
憧れの田島先輩
初めて先輩を見たのは学校のグラウンドだった
入学してまもなくのころ、教室の窓際で本を読んでいた私はグラウンドから聞こえてくる大きな声に心引かれた
グラウンドではサッカー部が練習をしていた
その中に、人一倍大きな声で仲間に声をかけている人がいた
それが田島先輩だった
入学してまもなくのころ、教室の窓際で本を読んでいた私はグラウンドから聞こえてくる大きな声に心引かれた
グラウンドではサッカー部が練習をしていた
その中に、人一倍大きな声で仲間に声をかけている人がいた
それが田島先輩だった