ギャルに幸せなクリスマスを・・・
「お、おいっ!!」


「大和ぉぉぉー!!!」


「ど、どうしてん!?」


由梨は大和に抱きついた途端、
我慢してたものが一気に溢れ出した。



「なんでよ!! 
なんで言ってくれんかったんよ!!」


「えっ!?」


「こっちに帰って来てるんやったら
なんで連絡くれんかったんよ!!」


「あっそれは・・・」


「ちょっとでも・・・
ちょっとだけでも顔見たいやん!!」


由梨の大和の腕をギュッと掴みながら
ボロボロと涙をこぼした。


「由梨・・・」


大和も由梨の体をギュッと抱きしめた。


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