ギャルに幸せなクリスマスを・・・
「私に逢いたくなかったん・・・?」


「えっ!?」


「だって・・・何も言ってくれんかった・・・
帰って来ること言ってくれんかった・・・」


「それは・・・」


「今日は何の日か知ってるよね?」


「・・・・・」


「わかってないの?」


由梨は涙目のまま大和の顔を見上げた。



「知ってるよ。」


「じゃあ・・・」


「由梨、俺と一緒にいたい?」


突然、大和が真面目な顔をして言った。



「えっ!?」


「俺といたいかって?」


「あたりまえやん!!」


私がそう答えると大和はニコッと微笑んだ。


その時、何か薬指に違和感を感じた。


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