今すぐ好きって伝えたい!
唇を離した瞬間、愛花の目が開く。

「愛花…、起きたのか?」

「た、拓也君!?」

心底驚いたような表情で俺を見る。

「何でここに…っ!え?」

慌てっぷりが逆に可愛い、とか思ってしまった。


「まっまさか!キス…したの?」

「…あぁ。勝手に悪ぃな♪」

照れて、愛花は顔を真っ赤にする。



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