今すぐ好きって伝えたい!
あまりの可愛さに、もう一度キスする。

「ちょっと!5時限目始まっちゃうでしょ!」

「いいじゃん、ちょっとくらいさぁ♪」

もうここまできたら、授業をサボって、ここで愛花と一緒に居たい。

「だめぇ!また今度!」

バタンッ

愛花は強引にトイレに入った。

さすがの俺でも、トイレには入れない。


でも、速すぎる心臓の鼓動をおさめるにはちょうど良かった。

たったキスなんかで、こんなにドキドキしたのは初めてだ。

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