今すぐ好きって伝えたい!
◇1人
【愛花SIDE】

私は家に帰った。

すぐに自分の部屋に向かう。

再び溢れそうになった涙をこらえて、あるプリントを探した。



「…あった。」

『1-2 連絡網』

ここになら、拓也君の家の電話番号が載ってる。

まだ部活中だから電話はできない。


「よかったぁ。」

すぐにでも拓也君の声が聞きたかった。
< 147 / 159 >

この作品をシェア

pagetop