今すぐ好きって伝えたい!

「まぁ。話って言うのはその怪我に関係するんだ。」

何回も練習した言葉、やっと言えた。

「これ?」

そう言いながら愛花は、長い髪の毛を掻きあげて包帯を見えやすくする。

「…それ。」

あぁもう!少しは男の目線気にしろ!

色っぽすぎんだよっ!

ふわっと香るシャンプーの香りにくらっとする。

そして、また触りたくなる本能を必死に抑える。





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