今すぐ好きって伝えたい!

「何ここー?なんか静かだねぇ??
こんなとこが拓也のお気に入りなの?」

「…あぁ。」

くそ。愛花の時はもっともっと可愛かった。

『う…わぁ!』

そう言った時の愛花の顔、今でも覚えてる。

キラキラ光るあの目は、どんな宝石よりも価値があった。



なのに、ここにいるのは愛花じゃない。

そして、それは俺のせいだ。

くそ。俺は最低だ。
< 58 / 159 >

この作品をシェア

pagetop