今すぐ好きって伝えたい!
でも、もしかしたら昼寝とかに来るかもしれない。

せめてもうちょっと、ここで待っていよう。


そう思って、私は2ヶ月くらい前に拓也君が座った場所に座りこんだ。

携帯は使っちゃいけないし、暇つぶしの道具は持ってこなかった。

「はーぁ。やることないよー。」



「…ここ、あったかい…。」

こくっ こくっ

私はいつの間にか、眠りに落ちていた。
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