最後のletter                  ~天国からの手紙~


  捺希の手術から2時間近くが経った

 ガララ

 手術のドアが開いた

 「先生!!捺希は!?娘は??」


 「お母さん落ち着いてください

  捺希ちゃんの手術は無事成功しました

  早いうちに目は覚ますと思いますよ」


 「ありがとうございます」

 捺希のお母さんが頭を下げ

 俺達も後に続き頭を下げた


 よかった捺希の手術が成功した


 「良かった・・・」


 「茄優!よかったね笑」


 俺がポツリと呟いた言葉に咲来が聞いて

 そう言葉をくれた
 

 「咲来・・あぁ」

 「茄優君

 捺希の傍にいてあげて??」

 突然おばさんが俺にそう言葉をかけて来た

 「おばさん・・・でも

 今はおばさん達が傍にいてあげたほうが・・・」

 俺がそう言ってもおばさんは

 黙って首を横に振った

 「あの子は今

 茄優君に傍にいてほしいと思う

 目を覚ましてすぐにあなたがいたらきっと喜ぶと思うゎ」

 そう言うおばさんは優しく俺に

 微笑んでくれた

 「ありがとうございます」

 俺はそれだけ言って

 捺希の病室に向かった

 
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