最後のletter ~天国からの手紙~
そう言って由音ねぇは私に怒鳴った
泣きじゃくりながら
怒鳴っていた
そんな由音ねぇの姿を見て
胸が痛くなった
「捺希
お願い
本当の笑顔を皆に見せてあげて??
存分に楽しく生きて??
私の分もさ笑
みんな捺希の事心配してる
嘘笑いばっかりでみんな辛い気持ちだよ??
だからこれからは本当の笑顔を皆に見せてあげて??」
そう痛々しく由音ねぇは笑った
目にはたくさんの涙があふれていた
「うわーん!!うわーん」
私は声を上げて泣いた
まるで幼い子供の用に
終えを上げて気が済むまで泣いた
由音ねぇも涙を流していた
私は由音ねぇに抱き付いて
泣いていて
そんな私に由音ねぇは抱きしめてくれた