最後のletter                  ~天国からの手紙~


 それから涙が枯れるほど泣いた


 「由音ねぇありがと!!!」


 私は自分でもわかるくらい

 良い笑顔で笑った


 それにツレ

 由音ねぇもトビっきりの笑顔を見せてくれた


 「ホラ
  もう戻りなよ

  茄優が待ってるよ」

 「うん!ありがと
  私頑張るね笑」


 そして私は元来た道を

 再び


 走り続けた


 後ろは振り向かずに走り続けた


 ほんとは振り返りたいけど

 なぜか


 振り向いちゃいけない気がした
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