最後のletter                  ~天国からの手紙~


 走ってる途中

 後ろから

 由音ねぇが「頑張れ ここから見れるから」

 そう叫んでくれた気がした


 そしてどこからか

 茄優の声が聞こえてきた


 「んっんん」

 目を覚ますとそこには

 暗い顔をした茄優の姿が見えた


 「なッ捺希!!!」

 「おはよ笑」

 「おはよ

  今先生呼んでくる」

 そう言って病室から出て行った茄優と入れ違いに

 咲来が入って来た

 「捺希~~~!」

 いきなり咲来が抱き付いてきて

 傷口が痛くなった

 「咲来 痛い」

 「あ~ごめん」

 「うん(笑)ねー私どれくらい寝てたの?」

 「うーん1ヶ月ぐらい」

 「そんなに??じゃもう」

 「うん笑新学期始まってるよ笑」

 「嘘~」
 そんなに寝てたんだ・・・
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