最後のletter ~天国からの手紙~
それから早くも2二週間がたった
今日は私の退院の日
もちろん病室には
茄優や咲来 お母さんたちがいた
「捺希ちゃん
週に3回は検査に来てね笑」
「ハイ」
そして私達は病院を後にした
でも学校に行けるのはまさかの10月から
2~3日は家でゆっくり休めって先生に言われた
車の中ではみんな無言だった
でも茄優は私の左手をずっと握ってくれていた
その沈黙をずっと耐えながら15分
家に着いた
「じゃー捺希またね笑」
そう言ってそのまま
咲来は家に帰って行った
「捺希 俺も帰るな
また連絡する」
そして茄優も帰って行った
私は家の中に入った
夏葉はまだ寝てるみたい
家の中が静かだった