最後のletter                  ~天国からの手紙~

  私は後ろを振り返ると

 昂輝はなんかニヤニヤ笑っていた


 でも茄優は拗ねている

 「茄優!腕痛いよ!」

 「あっわりィー」

 「どうしたの?」

 「わりィーただの嫉妬」

 「嫉妬?」

 「捺希が俺以外の男と仲良く話してるの見て

  ついイラついて

  そのわりィー」

 そう言いながら顔が真っ赤な茄優に

 私は笑ってしまった

 「何笑ってんだよ」って頭をくしゃくしゃにされた
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