最後のletter ~天国からの手紙~
それからは
毎日の学活の日は
学園祭の準備に取り組んだ
みんなにとって初めての学園祭で
私にとって
みんなと初めての行事だから
ワクワクしていて
私のクラスは
ほんとに笑顔が絶えないクラスで
みんなが一人一人仲がいいクラスで
クラスがまとまりやすい
そして
盛り上がっていた
「捺希~」
「あっ愛結那!?」
「うん(笑)この学校だったんだ~」
「うん笑愛結那もだったんだ~」
「まぁーね♫」
この子は私のイトコの
冴木 愛結那(サエキ アユナ)
愛結那は私の1つ上の高校2年生
もちろん愛結那は
私の病気の事は知っている
「あっ捺希ー
お母さんが理事長室に来るようにってさ」
「えっ?藍子ちゃんが?
何で?」
「何でってあたしのお母さんがここの
理事長なんだもん」
「えっぇぇぇ!!!」
「もううるさいな~」